ガラスコーティング車は炎天下での洗車がNGな理由とは?シミや乾燥トラブルを防ぐ注意点

ガラスコーティングを施した愛車は、その輝きと美しさを長く保ちたいものです。
日々のメンテナンスとして洗車は欠かせませんが、洗車を行う時間帯によっては、せっかくのコーティングに悪影響を与えかねません。
特に、強い日差しが照りつける時間帯の洗車は、ボディに予想外のトラブルを引き起こす可能性があります。
愛車をいつまでも最高の状態に保つために、洗車における時間帯選びの重要性について考えてみましょう。

ガラスコーティング車炎天下洗車がNGな理由

ボディへのシミ発生リスク

炎天下で洗車を行うと、ボディ表面の温度が急激に上昇します。
この高温状態の水滴はすぐに蒸発してしまい、水に含まれるミネラル分やカルキなどがボディに固着し、「イオンデポジット」と呼ばれる白いシミとなって残りやすくなります。
特に、ガラスコーティングはボディの美観を保護する役割がありますが、このシミが発生すると、せっかくのコーティングの効果を損なうだけでなく、目立ちやすくなります。

洗車剤のムラや乾燥トラブル

ボディが熱くなっていると、洗車に使用したシャンプーやクリーナーも乾燥するスピードが速くなります。
これにより、洗車剤の成分がボディにムラとなって固着し、洗い流しても跡が残ってしまうことがあります。
特に、ボンネットやルーフといった面積の広い部分は乾燥しやすいため、注意が必要です。

作業ミスと熱中症の危険

炎天下での洗車は、暑さによる体力の消耗が激しく、作業を急いでしまいがちです。
その結果、洗車道具をボディにぶつけてしまったり、洗い残しが出たり、足元が滑って転倒したりといった作業ミスを誘発する可能性があります。
さらに、長時間炎天下で作業することは、熱中症のリスクも高まります。

炎天下でのガラスコーティング車洗車の注意点

洗車は涼しい時間帯を選ぶ

炎天下での洗車を避けるのが最も重要です。
洗車を行う際は、早朝や夕方など、日差しが弱く気温が比較的低い時間帯を選びましょう。
こうすることで、ボディの温度上昇を抑え、水分の蒸発を遅らせることができます。
また、湿度が高い時間帯や風が穏やかな日を選ぶことも、作業のしやすさや仕上がりに良い影響を与えます。

ボディを冷やし水分は素早く拭き取る

やむを得ず日差しのある時間帯に洗車を行う場合は、まずボディ全体にたっぷりと水をかけ、十分に冷やすことが大切です。
洗車中も、ボディが乾かないようにこまめに水をかけ直しましょう。
洗車後は、水分が蒸発する前に、マイクロファイバークロスなどを使って素早く拭き取ることが重要です。
特に、ボンネットやルーフなど熱を持ちやすい部分は、優先的に拭き上げましょう。

洗車機や乾拭きは避ける

ガラスコーティング車の場合、洗車機の使用は、ブラシの摩擦によってコーティング被膜にダメージを与える可能性があるため、避けるのが賢明です。
また、水を使わずに乾いたクロスで拭く「乾拭き」も、ボディ表面の砂埃などをこすりつけてしまい、傷の原因となるため避けましょう。
洗車機を使用した場合は、必ず洗車後の拭き上げを徹底してください。

まとめ

ガラスコーティングを施した愛車を美しく保つためには、洗車時間帯の選択が非常に重要です。
炎天下での洗車は、ボディへのシミ発生や洗車剤のムラ、さらには熱中症のリスクを高めるため、避けるのが最善策と言えます。
どうしても洗車が必要な場合は、ボディを十分に冷やし、作業中もこまめに水分補給(ボディへの水かけ)を行い、洗車後は速やかに水分を拭き取ることが肝心です。
適切なタイミングと方法で洗車を行うことで、ガラスコーティングの効果を最大限に引き出し、愛車をいつまでも輝きのある状態に保つことができるでしょう。