メルセデスベンツ GLA180 グランツコート
今回は、メルセデス・ベンツ GLA180 にボディコーティング施工を行いました。ご入庫いただいた車両は新車でしたが、美しい艶と長期的な保護を求めて、施工前に軽い磨きを入れる工程を実施しました。

新車でも“磨き”が必要な理由
一見完璧に見える新車の塗装面ですが、実際には輸送時や保管時についた微細な汚れ、くすみ、そして若干の曇りが存在することがあります。これらを取り除くことで、コーティングの密着性を高め、最大限の艶と持続力を引き出すことが可能になります。
GLA180はメルセデスらしく、塗装が非常に硬くしっかりしています。この“硬さ”があることで日常的な傷には強いのですが、その分、磨きの工程には時間と技術を要します。特に軽研磨であっても、ポリッシャーの選定やバフの種類、コンパウンドの配合を慎重に見極めながら作業を進めました。

「ほんのひと磨き」のつもりが、予想以上に時間がかかったのは正直なところです。しかしその分、下地処理としては非常に良い仕上がりとなり、コーティングの乗りも抜群でした。
使用したコーティング剤と仕上がり
今回使用したのは耐久性と撥水性能に優れたグランツコート。塗装本来の色味を引き立てつつ、深みのある艶が得られました。撥水テストでもしっかりと水玉が転がり落ちる様子が確認でき、オーナー様にも大変ご満足いただけました。